「府立学校のあり方懇話会」(小寺正一座長)は、12月1日、中間まとめを京都府教育長に提出。この中で、府立高校の通学区域や通学圏を見直すことを提言しています。
同懇話会は今年5月に設置され、高校教育部会と障害児教育部会にわかれて議論をすすめてきたもので、来年度中には最終まとめを提出する予定。中間まとめでは、この他、多元的評価による選抜基準・校長の裁量権の拡大・総合学科の増設・中高一貫教育の導入などが提言されています。中間まとめは京都府教育委員会のサイトよりダウンロード(PDFファイルです)できます。(情報は京都新聞12/2)
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「定通生徒を励ます文化の夕べ」が、11月17日(金)城陽市の文化パルクで開催されます。この夕べは、定時制通信制の生徒にも文化の香りを・・・・と、市内の定時制・通信制各校が連携して、2年に1度開催されてきたもので、京都市内の定時制通信制生徒指導連絡協議会が主催、定通制教育振興会(森実会長)が後援しています。
今回の内容はミクル劇団のミュージカル「パートタイムハイスクール」。定時制高校の演劇学科を舞台にしたミュージカルで、青春の挫折と葛藤、そして信頼、愛、友情などを描いているそうです。
人数が少ない定時制・通信制では、「各校連携して始めて可能なとりくみ」と費用の捻出に頭を痛めながらも、その継続と発展に期待が寄せられています。[鑑賞は定通制生徒に限られています](11/9)
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京都教職員組合(大平勲執行委員長)は11、12の両日、京都市内で開く教育研究集会に評論家の加藤周一氏を迎え、16、17歳の高校生5人との記念トークを企画している。憲法や戦争、平和、歴史認識や、少年事件や高校生の生き方について自由に意見を交わすという。
トークでは、加藤氏が憲法や戦争、歴史観などについて基調報告した後、高校生に従軍慰安婦や在日朝鮮・韓国人問題などについても率直な意見を語ってもらう。また、5月のバスジャック事件などの少年事件や、現在の高校生の考え方、校則、教育改革などについても話題を広げたい方針。
問い合わせは同教組(電075・752・0011)へ。(情報は読売教育メール11/9より)
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10月7日(土)は京都市立の高校はお休み。ところが府立の高校は授業あり。かわりに、10月14日(土)は府立はお休みで市立は授業あり。3連休をめぐっての府・市両教委の対応の違いに「なんで〜?」の声も・・・。
どうもこれは全国的現象のようで、他府県でも教育委員会によって対応が様々。本来なら、お休みの第2土曜は14日で、7日は第1土曜なので学校はあるはずなのだが、体育の日(祝日)が10月9日となったため積極的に3連休をつくりだそうとするかどうかの姿勢の違いが現れているようだ。
もっとも、学校5日制がスタートすれば解決する話なのだが、「府・市教委は話し合わないの?」の声も聞こえてきそう。(10/5)
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10月1日(日)に山城運動公園(太陽が丘)体育館で実施されたバスケットボール京都府選手権大会兼全国高等学校選抜優勝大会予選で、全日制高校と対戦した西京商業定時制と桃山定時制の男子チームが共に白星をあげました。人数が少なく、また、練習時間も短い定時制高校のチームが全日制チームに勝つことは至難の技。久々の勝利にベンチでは大きな歓声があがりました。2回戦は10月7日(土)、大谷高校と嵯峨野高校を会場に実施されます。
また、鳥羽定時制女子チームも前半同点で折り返すなど善戦しましたが、惜しくも敗退しました。(10/2)
<試合結果>
男子:西京商業定時制 57−54 同志社高校
桃山高校定時制 71−69 農芸高校
女子:鳥羽高校定時制 41ー57 平安女学院高校
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不登校の子どもを持つ母親などでつくる京都の女性グループが、不登校や「ひきこもり」に関する情報誌「京都発 不登校ガイドブック」を出版した。出版したのは子育て情報誌を発行している母親グループ「おふぃすパワーアップ」。ガイドブックでは、不登校の生徒や親へのアンケート結果のほか、「当事者」としてのお母さんの体験談、行政や民間の相談窓口、精神科医の取り組みを取材して掲載している。 一冊千円。郵送可。関係機関や公立図書館には無料配布する。問い合わせはおふぃすパワーアップ 電話075(431)6336へ。 (情報は京都新聞9/19)
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京都府教委と京都市教委は8月24日、来年度(平成13年度)の公立高校の入試要項と募集定員を発表しました。定時制・通信制関係では、ほぼ例年通りの内容となっているものの、西京商業定時制の募集定員が普通科・商業科とも40名(昨年度各120名)に減っています。
従来、西京商業定時制は定時制高校としては学校規模が大きく、その規模を適正化することは多くの学校関係者の要求ではありました。しかし、堀川・山城・洛北定時制の3校が募集停止となった今、さらに西京商業の募集定員を一挙に3分の1にまで縮小することは、全体として、定時制の門を狭めることになります。西京商業の生徒数を適正化すると同時に、3校の募集停止を見直すことこそ多くの父母が望んでいることではないでしょうか。
→平成13年度の募集要項・募集定員の詳細はこちらをご覧下さい。
(8/25)
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「もう一つの甲子園」とも呼ばれてきた第47回全国定時制通信制軟式野球大会(東京神宮球場)の決勝戦(19日)に進出した京都鴨沂高校定時制は、惜しくも2−0で静岡中央高校に破れ、優勝は逃したものの準優勝という快挙をなしとげました。(8/20)朝日新聞によると京都勢の準優勝は、第7回大会以来40年ぶりとのこと。また、試合の様子は次のように報じられています。
「静岡中央は初回、1番田島が死球で出塁、盗塁と敵失で3塁に進んだ。2死後に菊池が「右に返すことだけを考えていた」通り、外角直球を右前に運び、先制した。3回には無死満塁の好機に、再び菊池の右犠飛加点した。鴨沂は3回、下村の内野安打などで2死2・3塁と詰め寄ったのをはじめ、再三、得点圏に走者を進めた。しかし、静岡中央のエース杉山の、右横手から繰り出す緩急をつけたカーブに巧みに抑えられ、決定打を奪えなかった。今大会1試合平均12安打を放ってきた打線は、4安打に終わった。」
[8/20付朝日京都版]
鴨沂(定) 000000000=0 [辻ー三谷]
静岡中央 101000000=2 [杉山ー伊藤侑]
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最近入った情報によると、京都府立向陽高校では、この4月に校長と事務部長がPTAを脱退、PTA活動に学校施設の使用も許可しないという異常な事態が起こっています。学校長はこれまで一度もPTAの会議にも出席したことがなく、PTA役員が再三話し合いを求めても応じず、「PTAが学校に協力的でないから」という「理由」だけが教頭を通じて伝えられているとか。
百歩譲って、お辞めになるのは自由だとしても、PTA活動に学校の使用を認めないとは、社会教育法違反の「妨害行為」としか言いようがありませんね。(7/10)
向陽高校へのメールアドレス:kouyou-hs@kyoto-be.ne.jp
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今後の府立学校の在り方や改善方策について、意見を求めるとして京都府教育委員会が設置した「府立学校の在り方懇話会」は、6月23日、ホームページを開設、設置要項・委員名簿のほか毎回の会議の概要を公開しています。会議は高校教育部会と障害児教育部会に分かれて開かれ、5月31日の第1回会合では、定時制・通信制教育に関連して、「多様な生徒が入学してきている通信制の在り方と昼間部を含めた定時制の在り方」について追加意見が述べられたようです。
また同時に、懇話会では「御意見、御感想は、下記のE-mailアドレスあてへ!」と、広く一般からも意見を求めるとしています。ご意見のある方は、積極的にメールして下さい。(6/29)
<府立学校の在り方懇話会>
ホームページ:http://www1.kyoto-be.ne.jp/konwakai/index.html
E-mailアドレス:konwakai@mxa.kyoto-be.ne.jp
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第48回めを迎えた「平和憲法記念京都高校生の集い、春季討論集会(略称:春討)が、6月25日(日)京都橘高校を会場に開催されました。府下各地から全日制・定時制・通信制・障害児学校・公立・私学など校種の違いをこえて約1000名の生徒が参加、交流を深めました。この集会は京都府私立中学高等学校協会のほか、朝日新聞京都支局・毎日新聞社京都支局・京都新聞社・KBS京都のマスコミ各社も後援しました。
午前の全体会では会場校の橘高校の太鼓クラブの生徒達が、素晴らしい演奏(写真)を披露、続いて「高校生の発言」では「私の理想のタイプは・・・」など思わぬ発言も飛び出し、場内の爆笑をさそっていました。
また、午後からの分科会では「恋愛・友情・学校生活・環境」などテーマ別に討論、高校生らしい瑞々しい感覚で意見を交流しました。
「17歳問題」など青少年の成長をめぐっての社会的関心が高まっている中、健全な成長への機会を与え援助する集会として、京都定通みんなの会でも毎年後援しています。(6/26)
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24日締め切られた京都の公立高校推薦入試と適性検査の願書受け付けの結果、全日制と定時制の推薦入試志願者は4772人で、競争率は2.42倍となりました。これは推薦入試が始まった1983年度以来、過去最高の競争率だそうです。
推薦入試は全日制40校、定時制2校で実施されますが、そのうち定時制2校の応募状況は次の通りです。
北桑田美山分校(農業科) 募集定員10 応募者数7(0.7倍)
福知山三和分校(農業科) 募集定員10 応募者数3(0.3倍)
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